たのしみは

まことに心がほっこりする“あるある!”でした。
橘曙覧(たちばな・あけみ)の『独楽吟(どくらくぎん)』読了。
オビには“正岡子規が「清貧の歌人」と評し、絶賛。”と書いてあります。
ナルホド、[清貧]という言葉が本当にぴったりあてはまる人です。

江戸時代末期の約60年を生きた作者の
“たのしみは”で始まり“〜時”で結ぶ52首。
日常のささやかな楽しみを歌に詠み込む視点に、
小さな幸せを感じる心は、今も昔も変わらないのだなぁと
とても嬉しく思いました。

私の好きな三首です。

“たのしみは まれに魚烹(に)て 児等(こら)皆が
 うましうましと いひて食ふ時”

“たのしみは 庭にうゑたる 春秋の
 花のさかりに あへる時時”

“たのしみは 百日ひねれど 成らぬ歌の
 ふとおもしろく 出できぬる時”


忙しかったり、疲れていたり、最近心が渇いているなぁと感じている人には、
ぜひオススメしたい一冊。

たのしみは、きっと近いところにありますよ。

JUGEMテーマ:読書
評価:
橘 曙覧
グラフ社
¥ 1,000
(2009-12-25)


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