できそうでできないこと

卒業制作


昨日、中央高校の生徒さんが「職業人インタビュー」ということで
事務所を訪問してくれました。

「去年までは、進路について前向きに考えられなかった。
 今年になって、“夢”を将来の中に入れて考えてもいいということを
 担任の先生が促してくれた。
 絵が好きな自分は、イラストやデザインを仕事をしている人に
 話をききたいと思い、ここに来た」

という趣旨を聞いて、感動しました。

かつての私がそうであったように、
「絵が好きなだけでは、職業にするのは無理」と
多くの人があきらめる(またはあきらめさせられる)中で、
生徒の“夢”を応援してくれる先生の存在は大きいのではないでしょうか。

この生徒さんは、自分でアポイントの電話をかけ、訪問も単身。
地図を調べ、自転車をこいで
自力でここまでやってきてくれたのです。

先生の出番は「こんな人がいるよ」と紹介するところまで。
そこから先の行動を生徒さんに委ねる距離のとり方は
できそうでできないことだなと思います。

先生に連れて行ってもらった、と
暑い中、自転車こいで行った、とでは
行動の重みが違うでしょう。

 * * *

絵が好きで、仕事に活かしたいと思っている人は、
自分の絵がどのような場面で人の役に立つかを
積極的に考えてみたらいいのではないかと思います。
また、作品のポートフォリオを常に携帯していろんな人に見てもらえば、
見てもらった人のつながりや感想の中にヒントが見つかるはずです。

直接的な職業に就かず、
絵とは関係がないと思われる企業に就職したとしても、
「絵が描ける」という能力が会社を救うこともあるかもしれません。

「“どうせ無理”を無くそう」という、YouTubeの植松努さんに感動したり、
写真の得意な社員さんが輝ける場を、と
新規事業に発展させた社長さんのお話をお聞きしたり・・・
ということも手伝って、「好きを仕事にする」ことを心から応援したい最近の私でした。

 * * *

余談ですが、どうしてもデザイナーになりたかった私も
重たいポートフォリオを持ち歩いていました。
久しぶりに見ると、拙いキャラクターが並んではいますが、
ここからのご縁が今に続いていることを思うとやはり宝物です。
訪問してくれた生徒さんのおかげで、
初心を思い出すことができました。感謝。

あきらめずに続けることを続けていきたいですね。

※画像は、専門学校の卒業制作でつくったキャラクターです。

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