阿波おどりに圧倒される



本日は“阿波おんな元気サミット”のリハーサル。

みなさんのプレゼンのすばらしさは本当に学ぶところが多い。声の出し方、話し方、原稿のまとめ方・・・いつになったら私もあんなふうに素敵に人前で話せるようになるのだろう、と憧ればかりが募る。

感激したのは、阿波踊りグループ『虹』のステージ。初めて拝見したのだけれど、“キレ”のある踊りというのはこういう踊りのことを言うのか、とただただ見とれてしまった。踊っているのは女性3人。3人の踊りに圧倒されることもあるのだなぁ。オリジナルの鳴り物もすばらしかった。

そんなわけで、「さあ、みなさんも踊りましょう」という段階になって、大きなお腹もかえりみず、ついつい一緒になって踊ってしまった。たいていの場合、照れが優先して踊れずにいる私なのに、である。それぐらいパワフルなステージだった。

本番が本当に楽しみ。きっと、お客様も楽しんでくださることだろう。

初めてのオーケストラ



ムスメとおなかの赤ちゃんのために本物の音を聴かせてあげたいなぁと思い、クロネコヤマトグループが主催する『クロネコファミリーコンサート』へ。

飯森範親さんの指揮、いずみシンフォニエッタ大阪のみなさんの演奏、朝岡聡さんのナレーション。子どもたちが感性豊かな心を育んでいくこと、が主旨のコンサートなだけに堅苦しくなく、音楽をより身近に感じられ純粋に楽しめる内容であった。

ムスメはベートーベン『交響曲第7番』の大きな音にびっくりして半泣き。ちょっと早かったかなーとも思ったのだけれど、帰ってきいてみたらモーツァルトと『100万回生きたねこ』の音楽物語、世界の民謡メドレーなんかはそれなりに楽しんだようだ。

私も、深い音を楽しめてよかった。少しは胎教になったかな。

ことばと写真

森合音さんの写真展は今日が最終日、この機会を逃してはならぬ、と『文学書道館』へ足を運んだ。

二人の娘さんの表情とともに、「パパ」についてこぼしたことばがきちんと掬いとられて、ぽつ、とろうそくのやわらかい光のように並べられている。「パパ」は、どのことばにも全部ほほえみ返しているのだろう。

「パパ」が恋人だった時に綴ったメモも素敵だった。手紙の束も。

こんなにも、“ことば”を大事につつみこんだ写真はほかにないだろうと思う。新しい作品はどんどん進化し、昔の日々を大事にしつつものすごく前に進んでいるように見えた。森さんという人は、すごい。

帰り道、しん、とした頭の中でいくつかのフレーズが行ったり来たりし、夫とムスメのことを思った。

アネムちゃん

朝起きた瞬間からテンションの高いムスメを連れて、『グーチョコランタンコンサート』へ。

憧れ(?)のアネムちゃんに会えてムスメは大満足の様子。

母は、「ぼよよん行進曲」が聴けて満足でした。

ちなみに、「おりこうにしておかないとアネムちゃん来てくれんよ!」という呪文は使えなくなりました。とほほ〜。

かわいい人



毎週水曜日を“充電日”にすることに決めた今日、ピーターラビットの作者を描いた映画『ミス・ポター』を観た。

型にはまった淑女の生き方が常識であった時代に、夢を拓き自分の生き方を貫いた女性。ところが不思議と“かっこいい”という形容詞では括れず、“何てかわいい人なんだろう”という印象が強かった。映画の中の年齢でも既に私より年上のはずなのだけれど、やっぱりかわいらしい。子どもの頃の感受性や想像力をそのままに大人になれたからかな、と思う。

主人公はもちろん、登場人物のひとりひとりがとても魅力的で、特に彼女を理解する男性たちがみな素敵。父親、編集者ノーマン、弁護士ヒーリス。「あたたかい目で見守る」という表現がぴったりだった。

こういうイギリス的な“細部まで描きすぎない映画”が好きだ。目や手の動きで読み取る気持ち、何気ないセリフからわかる状況。105分という映画としては短い時間の中で、私たちは『ミス・ポター』の世界の虜にされてしまうのである。

とてもいい映画だった。もう少し年を重ねてから、もう一度観たい。

プロの歌声



“水木一郎ライブ”を聴きに『あすたむらんど』へ行く。「どこそこに行きたい」と滅多に言わない夫に、どうしても行きたいとお願い(!)されたからだ。

それほどテレビっ子ではなかった私には、殆どのアニメソングは聴いたことがないものだったけれど、1時間も歌っていて音程がまったくずれないことや、59歳という年齢にも関わらずハイ・テンションを保っていることがすごいと思えた。きっと、この人は本当に歌うことが好きで、歌って喜んでもらうことも好きなのだろう。

プロ、ってこういうことなのかもしれない。

遊山箱の中には



国民文化祭50日前イベント『遊山箱 こころ伝える玉手箱』を見に郷土文化会館へ行く。

第1部は、服部幸應さん、武庫川女子大学の三宅先生、女優・藤村志保さん、飯泉県知事、日本放送作家協会理事長の市川さん、そして同協会の羽田野直子さん司会で遊山箱について語るフォーラム。

そもそも遊山箱(ゆさんばこ)というのは、旧暦の3月3日の節句に子どもたちが1人に1つ手に手にぶらさげて、野山へ遊びにでかけるための箱であった。

今回のフォーラムでは、遊山に出かけるための箱、という“道具”としての意味の先にある“子を想う親のこころ”にスポットがあてられていた。娯楽もなく物理的に豊かでもなかった時代、1年に1度の節句の時期は子どもたちにとってそれはそれは楽しみな日であったという。前日から母親がごちそうの準備をしてくれた、遊山箱を提げて友達と遊山にでかけた、どうしても欲しいとねだったら父や兄が遊山箱を作ってくれた・・・そのわくわくした嬉しい思い出を遊山箱は内側に持っている。現在徳島に住む40代半ばより上の世代の方々の中には、それぞれにそういう楽しい思い出があるそうだ。残念ながら、私は遊山箱の体験がないのだけれど。

そうそう。遊山箱の大きさについて三宅先生が面白いことをおっしゃっていた。「遊山箱は小さいからこそコミュニケーションが生まれる」。写真だけ見ると重箱と同じように思えるものの、実は手のひらサイズのごく小さい箱。一度に詰められる量が少ないから、食べ終わったらもう一度家に帰ってごちそうを詰め直してもらったり、お友達の家へ行ってその家のお料理を詰めてもらったり、という関わりが生まれるのだそうだ。重箱のように大きいものでは一度でおなかいっぱいになりそうはいかない。単純に子どものものだから小さいというわけではないところが嬉しかった。

第2部は、朗読とピアノのセッション。あらかじめ募集された遊山箱の思い出をもとに日本放送作家協会の方が作った脚本を、藤村志保さんが朗読してくださった。情感たっぷりに語られる遊山箱の思い出に、思わず涙がこぼれる。昭和18年、お兄さんが手作りしてくれた“みんなとはちょっと違う”遊山箱の話が特に印象的だった。出征の前日、「兄ちゃんが帰ってきたら、みんなにバカにされんような、立派な遊山箱をもう1個作ってやるけんな。必ずもんて来る」・・・結局お兄さんは南方で戦死されたらしい。

* * *

1人に1つずつ、遊山箱とそれにまつわる思い出。こんな箱が徳島にあったなんて、なんて素敵なことだろう。地域の人とのつながりや、親と子の豊かな心のつながりを受け継ぐために、遊山箱の文化を復活させたい、と私も思う。巻きずしやお煮しめはもはや子どもたちにとって“ごちそう”ではなくなってしまったかもしれないけれど、来年の桃の節句には遊山箱に手作りの料理を詰めて遊山したいと本当に思った。

ソプラノの夜



『三木写真舘』さんの10周年記念ホームコンサートにお招きいただいた。

歌は、冨岡久乃さんというソプラノ歌手の方。童謡やポピュラーな曲も多く、4曲ほど一緒に歌える歌もご用意くださったりで、アットホームな素敵なコンサートだった。

こんなに近くで、音響機器を介さず直に美しい歌声を聴いたことってあったかしら・・・と一生懸命思い出したのだけれど、もしかしたら初めてかもしれない、という結論に。本当にすばらしかった。深い深い声に抱かれて、おなかの中の赤ちゃんも心地よかったことだろう。

* * *

三木さん、10周年おめでとうございます。
これからも素敵な写真を撮り続けてください。
ありがとうございました。

壊して作る



Nさんにお誘いいただいて、『徳島県立近代美術館』の“カフェビボラボのカオガリータ”というイベントに参加。

美術館が所蔵する作品の中から色々な「顔」を抽出して厚紙に印刷、輪郭・目・鼻・口などのパーツをバラバラにしたものを“福笑い”のように再構築して、自分だけの「うちわ」を作るという子供のためのイベントである。

普段は薄暗い展示室にできた川(ビニール紐製)から目・鼻・口を釣り上げる過程や、色を塗る・ハサミで切る・糊で貼る・・・というクリエイティブな工程を3歳のムスメも楽しんでいた。できあがった「うちわ」はすごいアートだったけれど、相当気に入った様子で帰り道も手にずっと持っていた。

名画のパーツを使ったコラージュという方法は、美術を身近に感じられるよい手段だと思う。その意味を無理に理解せずとも、子どもたちの表情は生き生きとしていた。大人だってそうだった。

ピカソが描いたのも顔、ミロが描いたのも顔。ひとくちに「顔」と言ってもいろんな表現があるのだということをどこかで思い出してくれればいいな。




『ロバート・サブダ しかけ絵本の世界展』



「飛び出す、物語。」というコピーに惹かれて、『ロバート・サブダ しかけ絵本の世界展』へ。二次元の創作に時間を費やす私にとって、この三次元のアートは感動的であった。

私が想像するしかけ絵本の域を越えて、物語の世界がそのまま迫ってくる感動。あんなにフクザツな構造のものが“きちんと閉じる”ことにも感動。そして、よく見ると、アリスは涙の池でちゃんと泳ぐし、オズの魔法使いの竜巻は本当にぐるぐるまわりながら飛び出すし・・・もうその細かい細工に感動、なのである。ムスメもあっちへ行ったりこっちへ来たりでおおはしゃぎ、で手を引っ張られる私もテンションが上がった(意外なことに、夫もひどくじっくりと見ていた)。もちろん、『不思議の国のアリス』の絵本をしっかり購入。今後、誰が所有するかでモメること間違いなし、である。

* * *

帰宅してロバート・サブダさんのサイトを覗くと、幼い頃からマメ台風のようなアーティストであった様子が茶目っ気たっぷりに書かれていた。絵を描くのが大好きだったこと、紙というのは絵を描くだけのものではないことに気付いたこと、オソロシイ虫歯になり連れて行かれた歯医者さんの待合室でポップアップ絵本に出会ったこと。どのように“ポップアップ(しかけ絵本)”の世界に入っていったかがわかる。

また、そんなに長くない文章なのだけれど、絵本を読んでくれたお母さんのことや、石工で大工のお父さんから器用な才能を受け継いだことなどが書かれていて、あったかい家庭があったからこそこんなすごい作品が生み出せるのだなと感じた。“8歳で両親のために「オズの魔法使い」のしかけ絵本を作る”という展示での紹介文にも、ナルホド、とうなづける。

素敵なポップアップカードの作り方も掲載されていたので、今度、何かの折に作ってみたいと思う。

招待券をくださったMさんに感謝。


selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

続・失敗しない 育児のスゴワザ52 (育児のスゴワザシリーズ)
続・失敗しない 育児のスゴワザ52 (育児のスゴワザシリーズ) (JUGEMレビュー »)
祖川泰治
★2014年7月発売。イラストを担当させていただきました。

recommend

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM